(けんぽんちゃくしょくたまだれぐうえんぎ)
絹本著色玉垂宮縁起 建徳元年ノ箱アリ
国・重要文化財(絵画)

【詳細】
名称 絹本著色玉垂宮縁起 建徳元年ノ箱アリ
フリガナ けんぽんちゃくしょくたまだれぐうえんぎ
員数 2幅
所在の住所 京都市東山区茶屋町527
所在の場所 京都国立博物館
指定年月日 明治44年4月17日
追加等指定年月日  
制作年代 建徳元年(1370)
作者  
備考  


【説明】
 この縁起は2幅の掛物仕立で、縁起としては鎌倉末ごろからの新しい形式のものである。記録によれば古図によってこの絵図が描き改められたのは建徳元年(1370)、室町初期である。1幅は本宮の祭神である神功皇后の故事が中心となって描かれており、他の1幅には神仏混淆時代の玉垂宮の境内図や周辺の高三瀦廟院や大川酒見社の景観が描かれている。絵は大和絵の作風によっているが図式的である。木箱につぎの銘文がある。 (蓋表) 高良廟院玉垂宮縁起箱 (蓋裏) 筑後国三瀦庄、鎮守高良御廟院大善寺玉垂宮縁起事、右縁起者正法明如来降生之霊場、玉垂大菩薩垂迹之社壇也、然、後村上天皇御子当今御治世征西将軍鎮西宮御座之時経奏聞終其功者也、草創之昔雖有画像之縁起、依令破損、憑貴賎合力、所令書改也依状如件 箱作者 永俊 (身ノ底)建徳元季庚戌十二月十三日 大勧進 阿闍梨道意 大檀那肥前三郎 武安並衆徒等 筆者権律師永快 2幅ともに縦1.84m、横1.30m。