(りんぞう)
輪蔵 附 護符等張紙
県・有形民俗文化財

【詳細】
名称 輪蔵 附 護符等張紙
フリガナ りんぞう
員数 1基
所在の住所 築上郡上毛町大字尻高1293
所在の場所 覚円寺
指定年月日 昭和44年5月1日
追加等指定年月日  
制作年代 江戸時代
作者  
備考  


【説明】
 この輪蔵は松尾山医王寺(上毛町)にあったものが、明治初年の神仏分離の際に当地に移建保存されたものである。 八角灯籠型の素朴ではあるが無駄のない造りである。高さ4.18mで、文政7年(1824)建立の経蔵内に納めている。腰張は内板に松尾山の護符「大先達法印権大僧都松尾山御祈祷高明坊」、その他経文、文書が張られている。 古老の口碑によれば、覚円寺が求菩提山系修験の一中心であった松尾山医王寺の本寺であることから、廃仏毀釈の折に尻高の住民によって薬師像と共に移されたという。このときの墨書銘が軸柱に、   寺塔在務 善念寺住職 西 徹照 最勝寺住職 西 諦俊 諸聖教大工棟梁田中甚六作之 助工田中作蔵 佐野   惣七 松下岩太郎 木下弥治 笹原長太 赤熊茂市 木挽柚木惣助 祐徳新六 佐官中津諸町弥助 当寺第十五   世住職 鶴野啓芳 世話方植村久太 鶴田竜蔵 中村慎治 矢野啓蔵 岡本儀八とあり、当時の関係者及び事情を語ってくれる。修験関係は激しい神仏分離の波に洗われたが、そのなかで遺存した数少ない遺品の事例である。