弥生後期
福岡県前原市大字平原
 曽根と呼ばれる低丘陵にある弥生後期の墳丘墓。長辺18mの長方形に周溝をめぐらした墳丘の中央に方形の墓壙があり、長さ3m、直径1mの割竹形木棺を安置していた。棺の内外から40面の銅鏡や多数の装身具や武器などが出土した。鏡は、径46.5cmの超大型彷製鏡(国産)が5面あり、弥生・古墳時代を通じて国内最大最多を誇る。弥生時代で超大型鏡を製作していたことが判明したのも初めてであるが、副葬以前に割れた鏡を多量に副葬しているのも初めての例である。付近には他にも墳丘墓があり、さらに古い鏡片も採集されている。(出土品は国(文化庁)所蔵)
平原遺跡全景(北西から)
(昭和40年、西日本新聞社提供)
平原遺跡での鏡出土状態
連弧文鏡(10号鏡)
2〜3世紀
径46.5cm 日本最大
方格規矩鏡(7号鏡)
2〜3世紀
径16.1cm
方格規矩鏡(3号鏡)
2〜3世紀
径20.9cm
「長宜子孫」連弧文鏡(16号鏡)
2〜3世紀
径18.8cm
ガラスの勾玉
2〜3世紀
長さ3.3cm
ガラスの管玉
2〜3世紀
長さ2cm
ガラスの小玉
2〜3世紀
瑪瑙の管玉を連ねた手首飾り
2〜3世紀
長さ2.1cm