地球市民を育てる会日本嵩山少林拳連盟、先端科学技術体験合宿、田川市立田川小学校福岡市立香椎第3中学校 吹奏楽部、城香中学校
8月2日(木)
 
夏休み本番!8月2日(木)に当センターをご利用いただいた団体のみなさんの活動の様子をご紹介いたします!
  この日は真っ青な夏空が広がり、溶けてしまいそうな強い日差しが照りつけていました。館内・館外のさまざまな場所で、約300名のみなさんが研修を行われました。 
はじめにうかがったのは第4研修室です。こちらでは地球市民を育てる会のみなさんが退所式をされていました。日本と韓国の小学5・6年生が交流を深めるために実施された2泊3日の合宿研修の最終日でした。退所後、お互いの国でホームステイが行われました。
退所式は通訳を交えての進行でした。両国の代表の児童さんからセンターへ感謝の気持ちが伝えられました。「はじめて会ったときより、日本の友達と仲良くなれたと思います」という言葉がとても印象的でした。
 
次はプレイホールです。こちらでは日本嵩山少林拳連盟のみなさんが研修をされていました。中国から2人の講師を招いての武術の講習と、他道場との交流を深めるために前半と後半に分かれて8泊9日の合宿中でした。福岡県、大分県、熊本県からいらした幼児から大人の方まで幅広い年齢層の参加者全員が、指先やつま先まで神経を集中させ、汗を流されていました。
刀を使った刀術(とうじゅつ)と拳術(けんじゅつ)の練習をされていました。
   
   次は自由研修室です。こちらでは、平成24年度 先端科学技術体験合宿の閉講式が行われていました。県内の中学生を対象にした4泊5日の合宿で、4つの科学講座に分かれてトヨタ自動車や九州工業大学、北九州エコタウンなどに出向き、最先端の科学技術を実際に体験しながら学びました。  
インタビューに答えていただいたみなさんありがとうございました。以前、高校生対象の科学合宿の取材をさせていただきましたが、中学校となると、科学系の部活がある学校が少なく、「同年代の科学好きが集まる場」というのは、高校生以上に参加されたみなさんにとって大変貴重な場となったようでした。閉講式直前の休み時間では、お互いのカメラで集合写真を撮り合う姿が見られるなど、5日間の集団生活の中で新しい友達の輪が広がっていました。
 
  次は体育館です。2泊3日の宿泊体験学習でいらしていた田川市立田川小学校の4・5年生のみなさんがドッジボールをされていました。
学年混合のチームでの試合はとても盛り上がっていました。先生方や試合の順番を待つ児童さんの応援も熱が入っていました。
 
  講堂です。福岡市立香椎第3中学校 吹奏楽部のみなさんの合宿最後の合奏練習にお邪魔しました。みなさんは8/5の県大会に向けて、最後の追い込みの2泊3日の合宿中でした。九州大会出場を目指したハイレベルな練習でした。
    合宿中のみなさんは、すれ違った職員や他団体の方に、いつも元気のよい挨拶をされていました。部員同士の仲もよく、練習後も協力して、てきぱきと片付けをされていました。
 
最後はあじさい炊飯場です!こちらでは、野外炊飯(カレーづくり)が行われていました。福岡市内の小中学校に設置されている日本語教室に通う児童・生徒のみなさんの親睦を深めるためにいらっしゃいました。エジプト、パキスタン、バングラデシュ、中国、韓国、マレーシア、そして日本の児童・生徒さんが1泊2日で参加されました。
今回、参加されたのは、城香中学校、壱岐中学校、城浜小学校、壱岐東小学校のみなさんです。とても和やかな雰囲気で活動されていました。夜に行われるキャンプファイヤーでの学校ごとの出し物を楽しみにしていらっしゃいました。

 夏休みは、様々な団体の方に来所していただき、センターは毎日とってもにぎやかでした。特に、8/2は、県外や海外からいらした方のご利用や、長期や合同での合宿・研修といった長期休みならではの形でのご利用が多い1日でした。取材をさせていただく間に、センターでの研修が研修生のみなさんの国を越えての交流や普段の学校生活ではできない体験や経験の場となっていることを感じ、とても嬉しくなりました。今年の夏休みに研修生のみなさんが、センターで得られた思い出や新たなお友達とのつながりを、新学期の学校生活などで活かしていただければ、より嬉しいです。
6つの団体のみなさん!ぜひ、また研修にいらしてくださいね!