事業報告
 令和元年度
ゆずフェスティバル
 期 日  令和元年11月 9日(土)・10日(日)

 参加者 実人数(2日間合計):1657人
延べ人数(2日間合計):9596人
ボランティアスタッフ、ブース出店関連施設職員、ステージ出演者等:251人

 事業目的
 地域に開かれた施設づくりの一環として、当センターの施設や自然を活用した様々な創作活動・体験活動等を地域住民へ提供し、センターの事業等への理解を深めるとともに、ボランティアの育成を図る。
 1日目
 ゆずフェスティバル1日目は、宿泊者を対象とした開会セレモニーに始まり、夜の活動は「ゆず夜祭り」「パネルシアター」「映画鑑賞会」を行いました。また夕食はレストランでのバイキングを、お風呂はゆずを浮かべた「ゆずホットタイム」を楽しんでいただきました。

【ゆず夜祭り】

【パネルシアター】
射的や弓矢などのゲームを、スタンプラリー方式で楽しみました。

学習ボランティア「若杉の会」のみなさんの歌声や演奏が素敵でした。

 【映画鑑賞会】
今ではなかなか触れる機会の少ない16ミリ映写機というものを用いて、映像を投影する映画鑑賞会を行いました。大きなスクリーンで観る短編アニメに参加者も喜ばれていました。


 
【ゆずホットタイム】
 
【夕食】
ゆずを浮かべたお風呂のいい香りが、
館内に広がっていました。
夕食はバイキング方式です。苦手な食べ物にもチャレンジするいい機会でした。
  
 2日目
 ゆずフェスティバル2日目は、色々な体験活動ができるブースを出店しました。
 【体育館】
 体育館では「竹細工」「科学工作」「プラホビー」「木香フォトスタンド作り」「クリスマスミニリース作り」「木の実工作」「プログラミングでロボットカーを動かそう」という7つのブースで体験活動を行いました。参加者はどのブースでも、ボランティアスタッフの大学生や高校生に優しく教えてもらいながら、楽しく活動をされていました。

【竹細工】

【科学工作】
ピーピーと音の鳴る「竹笛」と、割り箸を使った「ガリガリプロペラ」を作りました。
日にあたると色の変わる不思議な「忍者スライム」と、スーパーボールを使った「すっ飛びロケット」を作りました。

【プラホビー作り】

【木香フォトスタンド作り】
自分の好きな絵を描いて、オリジナルのキーホルダーを作りました。
貝殻や木の実などを使って、木製チップに飾りつけをしました。切れ込みに写真を挟むとフォトスタンドの完成です。

【クリスマスミニリース作り】

【木の実工作】
センター周辺でとれた「つた」を巻いて作った土台に、木の実や松ぼっくりなどで装飾をして、きれいなリースを作りました。
センターでとれた桜の木のチップを土台に、どんぐりに絵を描いたり、ビーズをくっつけたりして装飾を行いました。
 
【プログラミングでロボットカーを動かそう】
 
2020年から小学校で必修となるプログラミング教育ですが、子どもたちはどのように操作すればロボットカーやドローンを動かせるのか、真剣に考えて取り組んでいました。

 
 
 【プレイホール】
 プレイホールでは、軽スポーツの体験ができる「ささぐり〜んピック」と骨密度の測定ができる「健康コーナー」の2つのブースを出店しました。

【ささぐり〜んピック】

【健康コーナー】
「ターゲットゲーム」「スカットボール」「ボウリング」「輪投げ」「ドッチビー」の5種目を体験しました。
 
20歳以上の方を対象に「骨密度測定」を行いました。測定結果は、結果レポートとして渡し、持ち帰っていただきました。

 
 【正面玄関前広場】
 正面玄関前広場では、障害者福祉施設等による「バザー」「手打ちうどん作り」「木工体験」の3コーナーを出店しました。

 【バザー】
今年度は「桂木とくのみ園」「セルプ清浄」「若宮園」の3施設に出店していただきました。パンやクッキー、フライドポテトなどの食べ物や、キッチンカーでのたこ焼きの販売などがあり、多くのお客さんで賑わっていました。

【手打ちうどん作り】

【木工体験】
麺は、材料を袋に入れてこねて作ります。簡単にできるので、子どもたちも楽しんでうどん作りにチャレンジしていました。
木工体験では「丸太切り」「すべラップ作り」を行いました。実際に木を切ったり磨いたりして、自然物に触れるいい機会になりました。

 【講堂】
 講堂では「ゆずステージ」が開催されました。地元団体や、日頃センターを利用していただいている団体様による歌やダンス、演奏などのステージ発表が行われました。 

【ゆずステージ】 

「ゆずステージ」には、「AI DANCE CLUB」「子どもコーラス リトルチュチュ」「ナニフラスタジオ九州」「福岡魁誠高等学校吹奏楽部」「六辺香」の5団体に出演していただきました。子どもたちが喜びそうな歌やダンス、演奏の披露や、太鼓(六辺香)では体験コーナーで子どもたちが実際に太鼓に触れることもできました。出演団体のみなさん、素敵なステージをありがとうございました。
 【その他の会場】
 その他館内の研修室では「ワイワイ動物ふれあいコーナー」「お茶席体験」「陶芸体験」などのブースも出店しました。また1階のロビーでは、当センター学習ボランティア「若杉の会」によるパネルシアターも行われました。 

 【ワイワイ動物ふれあいコーナー】
ECO動物海洋専門学校の学生さんたちが、色々な動物と触れ合えるブースを出店してくれました。大きなカメや、普段はあまり見かけない毛の長いウサギなどに触れたり、色々な爬虫類を観察したりして、子どもたちは大喜びでした。

【お茶席体験】

【陶芸体験】
学習ボランティア「若杉の会」の方にお茶を点(た)てていただき、それをお茶菓子とおいしく
いただく体験を行いました。
当センターで日頃活動している陶芸倶楽部さんに教えてもらいながら、お茶碗やお皿などの作品を
作りました。焼き上がりが楽しみですね。

 参加者の声
夜も昼もパネルシアターがとても素敵で、家族で楽しく心地よい時間に出会うことができた。若杉の方たちの声、題材が素晴らしかった。
毎年楽しみにしている。スタッフも親切で安心して子どもを遊ばせられる。いつも全部の催しには行けないので、来年もまた来ようと思っている。宿泊も子どもの楽しみの一つ。
ボランティアさんが優しく丁寧に教えてくれて嬉しかった。ありがとうございました。

 全体をとおして
 ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。
 「ゆずフェスティバル」に今年度初めてご来場いただいた方も多くいらっしゃったようでしたが、例年リピーターの方も多く、毎年恒例のセンターの行事として、地域の方々にも定着してきているように思います。多くの方にお越しいただき大変嬉しく感じております。いつもありがとうございます。
 年々お越しいただく方が増える中で、おもてなしをする準備にも工夫が必要な部分が増えて参りました。参加者の皆様方には、ご迷惑をおかけした場面もあったかと思いますが、次年度はご来場者様によりご満足いただける事業にしていきたいと存じますので、今後とも事業へのご参加をどうぞよろしくお願いいたします。
 また、今回「ゆずフェスティバル」のブース出店には多数の関係施設の方々に、また活動支援には100名以上のボランティアスタッフにご協力いただきました。さらに「ゆずステージ」に御出演いただいた皆様など、多くの方のご支援があり、大盛況のうちに事業を終えることができました。ご協力いただきました皆様方には深く感謝を申し上げます。誠にありがとうございました。
 今後とも当センターの事業へのご理解・ご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。