事業報告
 令和2年度
ささぐり探検隊    
 期 日  令和3年 1月31日(日)・ 2月 7日(日)
 参加者  9名
 事業目的
 福岡県内の小学校4・5・6年生の児童を対象に、様々な体験活動を通して、主体的に取り組む力を身につけさせるとともに、作る楽しさや完成させる達成感を味わわせることで、自尊感情や学ぶ意欲の向上を目指す。
 スケジュール

1月31日(日)
12:30  参加者受付
12:45  はじまりの会・アイスブレイク
13:00  竹細工
16:00  おわりの会


2月 7日(日)
8:45  参加者受付
9:00  再開のつどい
9:30  野外炊飯
12:30  ふりかえり
13:00  おわりの会


 活動報告
【竹細工】<竹を使った飯ごう・お箸・おわん作り>
 参加者の多くは、なた・のみ・小刀を使って竹で物を作ることが初めだったようで道具を手にするだけで戸惑っていました。竹の飯ごう作りでは、グループの友達と協力しながら竹を切り、なたで竹を割り、のみを打ち付けてふたを作りました。作業を行うにつれ徐々に小刀の使いに慣れてきたようで、黙々と作業を行い、思い思いのお箸やおわんを完成させていました。




【野外炊飯】<竹を使った野外炊飯>
 1日目の終わりにオリジナル炊き込みご飯を作ることを伝え、参加者の方々には、自分で作り方を調べて食材を持参してきてもらいました。野外炊飯では、各自で炊き上げるので、どの参加者も竹が燃えすぎないように火加減を調整し、最後まで真剣に取り組むことができました。自分たちで作った、炊き込みご飯を笑顔で食べる参加者の姿は、達成感に満ち溢れていました。




【ふりかえり】
 ふりかえりでは、「友達と協力して活動することができた。」、「今度は家で炊きごみご飯を作ってみたい。」、「上手くいかなかったけど、また参加してみたい。」など、友達と協力したことや今後の生活の中で生かしていきたいとなどのふりかえりを聞くことができ、参加者の皆さんが活動に大変満足したことを実感することができました。



 参加者の声
できるようになったことは、火を使った料理をかまどでできるようになったこと。今後は考えて自分オリジナルの料理を作りたい。
楽しかったし、職員の方も親切でとてもいい体験になりました。今後もこのような行事に参加していきたいです。
2日間で、竹を使ってお箸やおわんを作った。がんばったことは、太くて固い竹だったけど、のこぎりなどを使って、班のみんなと協力して切れた所です。これからも自然と触れ合いたいです。
竹細工や料理・アイスブレイクなど、どれも楽しかったです。全体的に難しかったけど、分かりやすく指導してくれました。

 
 全体をとおして
 参加者の多くは、「竹でご飯が炊けるのか?」と半信半疑のようで、炊き上がった竹のふたを開いた瞬間は、ご飯が炊き上がっていることに大変驚いていました。また、なた・のみ・小刀を使っての竹の飯ごう・お箸・おわん作りでは、なかなか道具を上手く使えず戸惑っていましたが、繰り返し使うことで使い方にも慣れ、貴重な体験ができたようでした。
また、今回も「篠栗森づくりの会」の皆様に竹をご提供していただき、無事に開催できましたことに大変感謝申し上げます。来年度も、皆様方が参加したくなる事業を計画していきますので、ご参加よろしくお願いいたします。