事業報告
 平成24年度

中国・四国・九州地区生涯教育実践研究交流会第31回大会 
 
 主催 福岡県教育委員会 日本生涯教育学会九州支部
 主管  第31回 中国・四国・九州地区生涯教育実践研究交流会実行委員会、福岡県立社会教育総合センター
 開催場所 福岡県立社会教育総合センター
 期日 平成24年5月19日(土)・20日(日) 〔前夜祭 5月18日(金)〕
 参加者 ●前夜祭:80名 ●1日目:456名、懇親会:318名 ●2日目:352名、参加者数合計(のべ):808名

事業内容及び内容の実際
 ■5月18日(金) 前夜祭 19:00〜
 ■5月19日(土)
  ◇開会式 10:15〜10:45
  主催者あいさつ  福岡県教育庁教育企画部 部長  城戸 秀明  

 ◇研究発表@ 10:45〜12:30 12事例発表 
  ・県民が「学び・つながり・動き出す」〜くまもと県民カレッジの仕組み〜
  太田黒保宏(熊本県)  熊本県生涯学習推進センター 社会教育主事

  ・子育て・親育ち「タムタムスクール」の協働実践 〜市民と行政による乳幼児期の家庭教育支援〜
  卜蔵 久子(鳥取県米子市)  タムタムスクール実行委員会 会長

  ・地域を変える・暮らしを変える 〜非地元系NPOによる中山間地コミュニティ再生に向けた実践〜
  齋藤かおり(福岡県八女市)  特定非営利活動法人グラウンドワーク福岡 事務局次長

  ・宇宙のまちの「宇宙少年団」活動プログラムによる青少年育成
   小西 嘉秋(鹿児島県南種子町)  日本宇宙少年団南種子町宇宙科学分団 副分団長
                         南種子町教育委員会 社会教育課長

  ・Let's Study, Let's Enjoy in船上 〜小中学生を対象とした勉強合宿&野外体験企画を大学生と自然の家が共催実施〜
  岩成 智彦(鳥取県琴浦町)  船上山少年自然の家 指導係長

  ・1週間通しの学社融合「人権」啓発プログラム   〜「熊本市ふれあい文化センター」が企画する「かけはしウイーク」の集中と選択〜
  石川 貴博(熊本県熊本市)熊本市教育委員会 人権教育指導室 指導主事

  ・地域発「活力・発展・安心」デザイン実践交流会5年の歩みと思想
  矢野  修(大分県国東市)  地域発「活力・発展・安心」デザイン実践交流会運営委員会委員
                     大分県立社会教育総合センター 社会教育主事


  ・アウトリーチ型家庭教育・子育て支援相談事業
  松林 廣美(長崎県長崎市)  橘・戸石地区民生委員児童委員協議会 民生委員・主任児童委員

  ・伝統的豆腐づくり「あたいぐゎープロジェクト」が生み出すコミュニティの活力と学校支援活動の活性化
  南 信乃介(沖縄県那覇市)  那覇市立繁多川公民館 リーダー

  ・家庭教育リーダーの養成と修了生グループ「さんかく」の活動支援
  三角 幸三(熊本県熊本市)  NPO法人チェンジライフ熊本 理事

  ・「たくミュージカルカンパニー」の創造機能 〜手づくりミュージカルが生み出す新たなコミュニティ集団の成果と意義〜
  川内丸信吾(佐賀県多久市)  (財)孔子の里たく市民大学ゆい工房 座長

  ・「生石子どもいきいき教室」が生み出した地域協働のシステム〜地域は子育て応援隊〜
  角田 敏郎(愛媛県松山市)  生石子どもいきいき教室実行委員会 会長
                      松山市生石公民館 館長


 ◇研究発表A 13:30〜16:15 16事例発表
  ・「おのみち100km徒歩の旅」〜意義と役割とサポートシステムの再検証〜
  柿本 和彦(広島県尾道市)  NPOおのみち寺子屋 理事長
   岩永 奈々ほか(広島県尾道市)  NPOおのみち寺子屋 会員

  ・第1回「協育」見本市の思想と道筋
  安達美和子(大分県別府市)  NPO法人大分県「協育」アドバイザーネット 事務局長

  ・過疎地における子育て支援システムの崩壊と再組織・再構築の過程
  柳澤 裕実(山口県周防大島町)  三蒲地域子育てネット 会長

  ・朗読と音楽で物語を紡ぐ「わくわくお話し隊」の軌跡〜「輝く大人であり続けよう」をモットーに〜
  小川 真里(島根県雲南市)  わくわくお話し隊」 代表

  ・アウトリーチ型「放課後の達人」広域プロジェクト 〜放課後子ども教室の充実のためのアドバイザー派遣事業〜
  緒方 尚哉(熊本県)  熊本県教育庁教育総務局 社会教育課 社会教育主事

  地域教育力の向上を目指し、学校と地域を繋ぐPTAの工夫と挑戦
  山本 美咲(大分県別府市)  別府市立朝日中学校PTA 会長

  ・「無縁社会」を「ご近所福祉」が突破する〜「いつでも、だれでも集える場」を提供するiikotoメイト〜
  藤本 詔子(山口県宇部市)  ご近所福祉の「iikotoメイト」 事務局長

  ・ふるさとの再生を目指す住民自治・活性化機構の組織と戦略〜出雲街道の今昔に学び、二部谷地域の活力を生み出す〜
  田邊 公教(鳥取県伯耆町)二部地区活性化推進機構 会長

  ・木ヶ津千灯篭春まつり〜住民による住民のための地域活性化事業の構想と戦略〜
  村  節雄(長崎県平戸市)  木ヶ津千灯篭春まつり実行委員会 実行委員長

  ・「家庭」と「学校」、「親」と「子」、「親」と「親」、「行政」と「支援チーム」をつなぐファミリーサポーターズ「和(なごみ)」
  コ永 清美(福岡県大木町)  大木町教育委員会 家庭教育支援員

  ・親の学びを核とした乳幼児から自立までの循環型子育て支援プログラムの意義と方法
  赤迫 康代(岡山県備前市)  NPO法人子ども達の環境を考えるひこうせん 代表理事

  ・加治木劇場「華の会」〜スクリーン(映像)紙芝居に夢を託して〜
  馬場ひとみ(鹿児島県姶良市)  華の会 会員

  ・嘉川子育て支援連絡組織“みらい”が目指す「子育てにやさしいまちづくり」
  山村 正子(山口県山口市)  嘉川子育て支援連絡組織”みらい” 代表

  ・「三隅学」の創造と「地域力」の醸成〜「三隅」の歴史を学び現代につなぐ〜
  野尻かおり(島根県浜田市)浜田市立三隅公民館 主事

  ・学校と地域をつなぐ企業発の総合的食育学習 〜「大豆100粒運動 大豆できずく食育の町佐賀」の継承と展開 〜
  池田 龍二(佐賀県佐賀市) ショッピングシティー アルタ開成店 企画室 販売促進企画室長

  ・ゆにばの杜塾〜大学が育む「中継ぎ世代」を中心とした社会参画と地域活性化〜
  保坂恵美子(福岡県久留米市)  NPO法人ゆにば市民ネットワーク 理事長

 ◇懇親会 17:30〜20:00
あいさつ 教育庁教育企画部 社会教育課 課長 中薗 宏
 乾杯 (財)札幌市生涯学習振興財団 須田 真彰
・せり
・2次会(県別)

 ■5月20日(日)
特別報告
 三浦 清一郎
    報告者  三浦 清一郎(生涯学習通信「風の便り編集長」
「人は2度死ぬ−自分史は『紙の墓標』」
  
特別企画 インタビュー・ダイアローグ
   1部「通学合宿等『生活体験プログラム』の意義と方法」
コーディネーター  正平 辰男(純真短期大学特任教授)
 登壇者   朝日 文隆(福岡県みやま市立江浦小学校校長)
鎌田 清一(福岡県遠賀町教育委員会生涯学習課 元社会教育係長 現在 高校総体推進係長)
相戸 晴子(NPO法人子育て市民活動サポートWill代表理事 )
  
  2部「壊れた地域社会を修復し、『無縁社会』を突破する方法はあるか?」
   コーディネーター  三浦 清一郎(生涯学習通信「風の便り」編集長)
 登壇者  秋山 千潮(佐賀県佐賀市立勧興公民館館長)
森下 碩哉(元福岡県糸島市立南風公民館 館長、現在 糸島市NPO・ボランティアセンター センター長)
  
   
参加者の声 (抜粋)
 ◇実践発表について
・どの実践も「好きこそ」という思いが伝わる。その中から自信と喜びがひしひしと伝わった。
・「地域の人たちをどのようにつなぐのか」という面で、発表された方の意欲と思いが強いことを感じる。強い思いをもった方を中心に仲間を集め、理解者を増やしていくことの実効性を感じた。
・郷土愛を育てるためには、地元を知る事。それを知ってもらうことが大事だと分かった。
・地域に住む人々の関わりの大切さ、その場を創りだす人々のあつさが素晴らしい。
・どの実践も魅力あるものばかりで、活動してみたくなった。各会場での話の中にもあったが、次の世代をどう育てていくのかが今後の課題の一つだなと思う。 

◇特別報告について
・人が何と言おうと、自分の人生を納得して終えたい、と思った。 
・自分史を作成するということの底に流れている現状や、今後、よりよい死をむかえるための支援について考えさせられた。
・これから、自分史が社会教育のニーズの一つになるという三浦先生の発想に驚かされた。

◇インタビューダイアローグについて
・公民館の話について、対個人の対応のむずかしさを感じます。私も一人暮らしをしていた時に新しい土地でつながるのは、大変でした。また無関心の方が心を開くことはほぼ無いと思います。どうアプローチをするのか。まだまだ考える必要があります。 
・コーディネーターの先生がとてもよく、話に引き込まれた。正平さんのものの例え方や三浦さんの話の切り上げ方が良くて、楽しい時間でした。
・通学合宿の意義について、再認識できた。他市町村の事例が聞けて良かった。
・通学合宿は参考になった。地域に持ちかけたり、シンプルに地味に自立・自律した子どもになってもらいたいと思う。 
・無縁社会を突破するには、社会的弱者と民生委員との個人的な関係では解決できない。公民館は社会的弱者にとってのよりどころ。社会的弱者の情報を得て、公民館主事も呼びかけができるなど、公民館の役割がクローズアップされているのではないか。
・通学合宿は今の時代にとてもあっている。子どもが育つためには親が協力し合うことが大切と気付いた。

活動写真
↑開会式      ↑分科会の様子
↑懇親会 ご挨拶     
     ↑競り
第1部:登壇者(右から 相戸晴子、鎌田清一、朝日文隆)   コーディネーター 正平辰男  
 第2部:コーディネーター 三浦清一郎   登壇者(右から 森下碩哉、秋山千潮)  
たくさんのご参加ありがとうございました。
来年もお会いしましょう!
   ↑閉会式