事業報告
 平成24年度
社会教育専門研修B 行政ファシリテーション講座
 
 期 日  平成24年7月19日(木)

 参加者  27名
 
事業目的
 「まちづくり」「ひとづくり」の事業等を企画する上で必要な、ファシリテーションの基本構造を活用したコーディネートの在り方、ワークショップや会議等の場での合意形成や共通理解を支援するファシリテーションの基礎・基本を講義や演習をとおして学ぶ。
 
 研修の実際
講義 「ファシリテーションの基礎」
 ・ファシリテーションの基本構造
 ・まちづくりを推進する際のファシリテーション活用場面(事例)
             
          講師:九州の暮らし創造研究所 代表 吉田 まりえ
 午前中は、ファシリテーションの基本構造を活用した、会議運営力・プロセスデザイン力等について、事例を交えながら分かりやすく講義をしていただきました。  
   ↑吉田先生の講義様子@          ↑吉田先生の講義の様子A
    ↑参加者の様子                ↑会議の進め方の質疑
   
【演習】 「ファシリテーションを効果的に生かす手法」
 ・ファシリテーション・グラフィックの基礎
「ファシリテーション・グラフィックを活用した会議演習」
          講師:九州の暮らし創造研究所 代表 吉田 まりえ
 午後は、ファシリテーション・グラフィックを活用した会議演習を行いました。参加者の名から、ファシリテーター、ファシリテーション・グラフィックの役割を決め、具体的な会議を通してその有効性を確かめることができました。

ファシリテーション・グラフィックの練習@ ↑ファシリテーション・グラフィックの練習A
    ↑会議演習の様子@            ↑会議演習の様子A
 
     ↑会議演習の様子B         ↑会議演習の様子C        ↑会議演習の様子D
 
参加者の声 (各研修より)
・会議の運営について、各回の時間配分を変えて、全体をプログラムする。「ゴールの共有」が重要である。
・基礎の表が分かりやすかった。事例では、企画の話も聞けて良かった。
・ファシリテーション、ファシリテーション・グラフィックの役割について、まちづくりにもファシリテーションの役割は必要だと思った。
・色づかいなど、基本的なことを学べました。アイコンの分かりやすさを痛感しました。使えるようにがんばります。
・グラフィックの有効性が分かりやすかった。
・ファシリテーションを実際にやってみて、進め方、決め方のポイントを学べたので、早速職場で生かしていこうと思う
・基礎理論、実習ともに内容に過不足なく、充実した研修でした。
・演習はとても楽しく、細かいところまでそれをする・使用する理由まで、くわしく教えていただき、分かりやすかった。
 全体をとおして
   全体を通して、「3.86」(4点満点)と高い評価を得ることができた。ファシリテーションの基本構造は、会議運営だけでなく、事業プログラム全体を通して活用できることを改めて、認識することができまました。今「協働」による「人づくり・まちづくり」の重要性が高まる中、今後増々「ファシリテーションの基本構造」を活用して社会教育事業を進めていく必要があります。
 今回の研修内容を、今後の事業運営等の場面で活かしていただきたいと思います。