事業報告
 平成26年度
新任社会教育関係職員等研修会A
 
 期 日  平成26年9月25日(木)  13:30〜16:00

 参加者   70名

 事業内容
 生涯学習・社会教育の振興を図るために必要な基礎知識、資質・能力について継続的・段階的に研修するとともに、関係職員間のネットワークの構築を図る。(今回は2回シリーズの第2回目です。)
 内容の実際

【研修1】実践事例発表「新任社会教育関係職員に伝えたいまちづくり、人づくりへの思い」
          発表者 筑紫野市生涯学習課社会教育指導員 黒葛原 緑 氏
 黒葛原氏には、自分の思いや熱意を事業という形にしていった、その方法を具体的な事業を事例として挙げていただきながら話をしていただきました。地域人材の育成ための手段や具体的な方法だけでなく、そこに強い思いが感じられ、様々なつながりを多方面から考えていくことの大切さが感じられるお話でした。

【研修2】ミニ講話「つながりを大切にした社会教育振興 〜社会教育・学校教育から学んだことを通して〜」 
           講師 古賀市生涯学習推進課長 山田 恒夫 氏
 学校教育と社会教育の両方の視点から、社会教育振興のための大切な視点をわかりやすく話していただきました。社会教育行政に初めて携わる立場で御本人が学んだことであったり、管理職としての立場で部下に対して気を配るよう指導している点であったりと様々な角度から、歯切れの良い口調で、わかりやすく話していただきました。
   
【研修3】グループ協議(ブレインストーミング方式)
   グループ協議では、ブレインストーミング方式で行いました。ブレインストーミングというのは、次に掲げる4つの基本原則をもとに、たくさんのアイデアを出し合い、そこから連想されるものを他のアイデアとつなぎながら、様々なアイデアへと発展させていく手法です。4つの原則とは、
@質より量、A批判をしない、B粗野な考えを歓迎、C連想と連結です。
4人から5人のグループを作り、そのグループ内で時間いっぱい話をしてもらうことで、一人一人の考えを整理したり、アイデアを想像したりすることを目的にこの手法を使いました。
ファシリテーターからは、節目でテーマを作らせていただきましたが、自由に思いついたことを話せることで、「普段では思いつかないようなアイデアをもらうことができた」や「悩みまで聴いてもらうことができた」、「仕事内容が違っていても思いが同じであることが分かった」など、とてもよい評価をいただきました。
必ず答えが見つかるという手法ではありませんが、新しいアイデアを生み出すのには有効な手法であることが改めて体感できたグループ協議となりました。
 
  活動写真

    【開会行事】


【研修1】 実践事例発表「新任社会教育関係職員に伝えたいまちづくり、人づくりへの思い」
    発表者 筑紫野市生涯学習課社会教育指導員 黒葛原 緑 氏

 
【研修2】 ミニ講話「つながりを大切にした社会教育振興 〜社会教育・学校教育から学んだことを通して〜」
     講 師 古賀市生涯学習推進課長 山田 恒夫 氏

【研修3】グループ協議(ブレインストーミング方式)
 

 参加者の声
・非常に良い研修会でした。明日からでも出来ることは少しずつでも実践していけたらと思う。
・経験者の方々の話が聞けてよかったです。
・社会教育に関わるうえでの心構えができた。
・ グループワークの時間がもう少し長ければよかった。
・各自事業は違うが、課題としているものは同じで、その解決に向けて少しずつ改善と努力を重ねられていた。そのアイデアをいただけたのでよかった。
・充実していました。
・ 「つながり」を大切にするということが全体的に感じられる研修会でした。普段の業務の中でもつながりを大切にしようと思います。
・グループ協議をメインにあと30分ぐらい長ければ良かった。
・公民館事業等、知らないことばかりだったので内容が知れてよかった。
・盛りだくさんの内容で充実していた。
・半年経過しての自分の立ち位置を感じることができた。
・グループワークで今、現場の声が聞けてすぐに役立つことも多いのでよいと思う。
・前回に比べて、より密になった研修会であると同時に、半年を経て実りある研修会だった。
・これからの業務でも本質を忘れずに地域の方と連携していこうと思った。