事業報告
 平成28年度
サンサンキッズ!チャレンジキャンプ 第2回目     
 期 日  平成28年9月10日(土)〜11日(日)
 参加者  年長児 15名 小学1年生 19名 計34名
 事業目的
 年長児と小学1年生が互いに交流を深めることができる体験活動を通して、集団生活のマナーやルールを身に付けることができるようにする。さらに、自ら行動する力や協力して物事をやり遂げようとする気持ちを高め、小1プロブレム解消や共感的人間関係の構築等、学校生活に対応できる力の育成をねらいとする。
 1日目
【サンサンわんぱくクッキング】
  サンサンわんぱくクッキングでは、野外でのお好み焼きづくりときのご飯づくりをしました。前回よりもボランティアスタッフの数も増え、安全面にも配慮をして活動ができました。自分から進んで作業をする子どもたちがたくさんいました。1回目よりも上達しているなという実感がありました。
 

 【サンサンオリンピック】
 グループで協力したり、ペアになって協力したりするゲームを5種目行いました。勝ち負けにこだわって自分勝手をするような態度はほとんど見られずに、チームで協力して一生懸命取り組む姿がとてもよかったです。
 


2日目 
【サンサンアドベンチャーハイク】
 樹芸の森まで、写真を地図がわりにしながらチームで協力して往復するハイキングを行いました。5か所のチェックポイントを設置して、「虫や木の実をさがす」「出会った人にあいさつをする」などの課題をクリアしながら歩きました。年長児や1年生にとっては、初めての長距離の歩行で、体力的にもかなりきつかったと思われますが、最後はたくさんのお迎えの保護者が見守る中、全員笑顔でゴールすることができました。
 
 
 
 参加したボランティアスタッフの声
 
 子どもたちが一人一人笑顔になっていくのが分かってよかったです。
子どもたちが何かに興味を持ったときのパワーにとても感動しました。
子どもたち一人一人が様々なことを抱えながらも協力して頑張る姿に元気をもらえました。 
最初に来たときぐずっていた子も、様々なレクレーションを通していく中で元気に積極的になっていく姿を見ていてすごく温かい気持ちになりました。 
小さい体なのに、なにごとにもチャレンジする子どもの姿はとてもかわいらしかったです。 
子どもたちは6歳や7歳に思えないほど主体性がありルールを守れていてすごかったし、このキャンプはとても内容の濃い1泊2日だと思いました。 

 
 全体をとおして
 今回は館外での活動をプログラムに組んでいたので、さらに安全面での配慮が必要でしたが、前回を上回るボランティアスタッフの参加があったおかげで、野外調理から樹芸の森ハイキングにいたるまで見守りの目を行き届かせることができました。1回目から子どもたちに意識させている意欲・規範・忍耐・協調の観点からなる4つの約束もよく守られて子どもたちの成長をみとることができました。2日目のハイキングは帰着時間が予定より遅れてしまったのですが、ゴールの瞬間を多くの保護者に見守っていただくことができたのは偶然ながらよかったと思います。子どもたちにとってはきつい活動だったかと思われますが、友だちと一緒に乗り越えたという充実感が表れていたと感じています。