事業報告
 平成28年度
ミニ門松づくり体験塾     
 期 日  平成28年12月18日(日) 
 参加者  56組(170名)
 事業目的
 自然の材料を使って季節の行事にちなんだものを作ることで、日本の伝統や文化を学ぶとともに、ものを作る喜びや達成感を味わいます。
 平成28年12月18日(日)に「ミニ門松づくり体験塾」を開催しました。
 「太竹を切り土台を作る」「3本の細竹を笑い口に切る」「扇と水引きで飾りを作る」「ミニ門松を組み立てる」という一連の作業を、参加者同士で協力し合いながら行っていただきました。
【開会式】
当センターからのあいさつ、スタッフの紹介、日程説明を行いました。
学習ボランティア「若杉の会」からも5名のボランティアに参加していただき、「若杉の会」の紹介と自己紹介を行っていただきました。

  
【竹切り作業】
のこぎりで太竹を切って土台を作りました。竹が太く、最後まで切るのに時間がかかりましたが、やり遂げた後のみなさんの笑顔は輝いていました。
また、「笑い口」と呼ばれる切り口になるように、細竹の節のある部分をのこぎりで斜めに切っていきました。この作業が一番難しかったようですが、大きな笑い口や小さな笑い口、いろいろな笑い口が出来上がりました。

   
【扇と水引きの飾りづくり】
金色の厚紙をじゃばら”に折って扇を作り、水引きで作った飾りや南天の実を組み合わせ、ご覧のような立派な扇飾りが出来上がりました。

   
【ミニ門松の組み立て】
土台となる太竹に砂を詰めて3本の細竹を固定させ、松と梅を飾り付けた後、白い小石(寒水石)を敷き詰め、扇飾りと黒のしゅろ紐を飾り付けて完成です!
  
   
 
 参加者の声
 
 のこぎりが一番きつかったです。でも、仕上がりを見て子ども達と一緒に作った達成感があり、よい新年を迎えられそうな気がします。丁寧に教えていただいたスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。
  竹から切ることで、のこぎりの大変さも難しさも分かり、苦労した分、出来上がった時はうれしかったです。ありがとうございました。
  とっても楽しかったです。竹はなかなか切れませんでしたが、手伝っていただいて幸せでした。ありがとうございました。 
スタッフの皆さんの笑顔があり、わが家のペースでゆったりと楽しく作ることができました。ありがとうございました。
親子で共同作業ができて、とてもうれしい気持ちになりました。ボランティアの方が付いて教えて下さったのでとても助かりました。出来たものが豪華だったのでうれしかったです

 
 終わりに
ふだんなかなか体験することができない「ミニ門松づくり」でしたが、竹切りから飾り作り、ミニ門松の組み立てまで、全ての作業を参加者のみなさんに体験していただきました。
のこぎりを使う作業が大変だったようですが、協力し合いながら出来上がったミニ門松はどれもたいへん立派なものでした。みなさんきっとよいお正月を迎えられたことと思います。 また、学習ボランティア「若杉の会」の5名のボランティアに支援していただいたおかげで、のこぎりを使った作業も安全に終えることができ、また、門松の組み立てや飾り付けも楽しみながら行うことができました。
社会教育総合センターではこれからも様々な体験活動の機会を提供してまいります。参加していただいたみなさん、どうもありがとうございました。