事業報告
 平成30年度
はじめてチャレンジ!ドキドキキャンプ 第2回目     
 期 日  平成30年10月20日(土)〜21日(日)
 参加者  年長児27名 ボランティア22名 計49名
 事業目的
  幼少期からの体験活動が重要性であることから、様々な体験活動にチャレンジさせ、その過程を褒めることで、自己肯定感や規範意識、コミュニケーションを高めるとともに、基本的生活習慣の定着を図ることをねらいとする。
 第2回目フォトレポートはこちら
 1日目
【野外炊飯・レクリエーション・グループ活動】
 今回の野外炊飯は、カレーづくりに挑戦しました。どのグループの子どもたちも、人参やじゃがいもをちょうど良い大きさやうすさで切ることができていました。ボランティアスタッフからも「自ら考えて判断し、積極的に行動する参加者が多かった。」「みんなで役割分担をして、協力して調理をすることができていた。」という感想の声がありました。また、自分たちで作ったカレーを存分に味わって食べていました。レクリエーションでは、活動を通してグループの仲が更に深まりました。グループ活動の目標決めでは、次の日の米の山登山に向けて、一生懸命に目標を考え、自分の言葉で書くことができました。


【キャンドルのつどい】
 夜の活動では、キャンドルのつどいを行いました。第1部では、それぞれの班で代表の子どもたちが、火の神からろうそくに火を灯してもらいました。第2部では、次の日の米の山登山に向けて、グループ活動で考えた目標を一人ひとり発表することができました。また、レクリエーションでは「すてきなともだち」をみんなで踊ったり、「じゃんけん列車」をしたりして、楽しいひと時を過ごすことができました。
 


 2日目 
 【ドキドキ山登り〜めざせ米の山の山頂!〜】
 2回シリーズのメインプログラムである米の山登山です。1回目は峯尾展望台ハイキング、2回目は米の山登山というように歩く距離や時間、そして挑戦度が段階的にアップしていくプログラム構成になっています。登山の途中で、何度も諦めそうになった子もいましたが、ボランティアスタッフの手を握りながら最後まで諦めずに登りきることができました。全員でたどり着いた頂上には、篠栗の街を一望できる絶景が待っていました。全員で「ヤッホー!」の声を社会教育総合センターの建物に向かって届けました。その後、篠栗の街を眺めながら楽しくお弁当を食べて、全員無事に下山することができました。
米の山で集合写真
※クリックすると大きく表示されます。
 
 参加したボランティアスタッフの声
子ども達が親と離れても、しっかりと生活をしていた事に感動した。
1回目に比べて、皆が成長していたので感動しました。
短い時間で、こんなにも成長することができるのかと身に染みて感じることができた。
登山では、子ども達同士で支え合い、声を掛け合って登り、誰一人として脱落する子どもがいなくて、うれしかった。
1回目のハイキングで「家に帰りたい。」や「もう疲れた。」など言っていた子ども達が、2回目では一言もマイナスなことを言わず登山できていた姿に成長を感じ感動しました。

 全体を通して
 今回のキャンプでは、自分の力を信じ、仲間と協力して最後まで諦めずに米の山山頂に到達するという目標を達成させることができてよかったです。また、野外炊飯やグループ活動など、1つ1つの活動をしている様子を見ていると第1回から第2回と回を重ねるごとに子ども達の成長する姿を感じることができました。参加した子ども達には、このキャンプを通して「自分のことは自分でやり遂げることができた。」という自信をもって、更なる成長を続けてほしいと期待しています。
 最後に、この事業を安全に終えることができましたのも、多くの方の支えがあったからだと心から感謝しております。
本当に、ありがとうございました。