● 苅田山笠 ● 【かんだやまがさ】

【開催場所】 京都郡苅田町　宇原神社、庁舎前広場 【開催日】 10月第1日曜日 【指定】 福岡県指定無形民俗文化財 【アクセス】 JR苅田駅より徒歩10分

【由来等】 　山笠の由来は863（貞観5）年、京都市中で蔓延した疫病を治めるため、神泉苑で催された御霊会にあるとされている。その後、京都八坂に祇園社が勧請され、さらに1254（建長6）年、行橋の須佐神社に勧請され、苅田地区を含む豊前国に広がったとされる。 【活動の歴史】 　「宇原神宮縁起」によると1442年（嘉吉2）年に始めて神幸が行われたとされている。1597（慶長2）年、放生会として神輿が供奉され、1719（享保4）年には飾り付けをした山笠をかいて御旅所へ出向いたとされる。戦時中は自粛したものの戦後すぐに復活し、山笠が激しくぶつかり合う「喧嘩山笠」として知られている。 【芸能を行う理由・目的】 　本来は疫病退散が目的であったが、現在は秋祭り的色彩をおびている。 【舞・踊りの特徴】 　対峙した山笠が激突し、山車の舁き棒をぶつけ合う「競り合い」を行う。

民俗芸能では私たちが普段見ることのない道具や興味深い言い伝えなどがたくさんあります。

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このホームページの情報は、2002年11月から2004年3月の間に行った取材を元に掲載しています。 開催日などが変更になっている場合があります。

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