● 高塚楽打 ● 【たかつかがくうち】

【開催場所】 築上郡築上町　高塚一円、綱敷天満宮 【開催日】 5月5日　7月25日　 【指定】 市町村指定無形民俗文化財 【アクセス】 JR日豊本線椎田駅より海の方に向かって徒歩15分

【由来等】 　菅原道真が太宰府に左遷される航海中、暴風雨に遭い椎田の浜に着いた。漁師がその人を高貴な方と見て、船を繋ぎ留める綱を輪状に巻いて敷物を作り差し出した。この時｢楽｣を見せてもてなしたのが高塚楽打の始めと伝わる。 【活動の歴史】 　昭和58年頃までは城井川の中に入り、その中央で｢楽｣を打っていた。その頃は神輿も曳くのでなくて、担いで神幸し、担ぎ手も多くて、一家に1名、または長男と決まっていた。今は人が減り、高齢化になって台車に乗せて曳くようにした。3年前から女性も曳くようになった。 【芸能を行う理由・目的】 　五穀豊穣、雨乞い 【舞・踊りの特徴】 　子供たちが全身白装束で背に御幣、5色の飾りをくっつけた棒をつけ、胸に抱えた太鼓を両手のバチで打ち舞う。所作は足さばきが中心で、円陣を作りその場で身を回転させたり、足を組み合わせたりと、優雅な舞である。

民俗芸能では私たちが普段見ることのない道具や興味深い言い伝えなどがたくさんあります。

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このホームページの情報は、2002年11月から2004年3月の間に行った取材を元に掲載しています。 開催日などが変更になっている場合があります。

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