戸畑祇園大山笠行事
【とばたぎおんおおやまがさぎょうじ】

楽器・道具等の特徴
 大山笠の提灯は、12段の四角錐に組まれ309個である。最上部の1個は「天丸」と呼ばれ、他より大きい。小若山笠は原則として中学生が担ぎ、8段と12段がある。12段は提灯が少し小さ目に作られている。前花は1つの花の花弁が960個もあり、菊を形作っている。幕類は昭和37と38年に新調、錦糸銀糸で刺繍された素晴らしいものである。1829(文政12)年の刻銘のある勾欄擬宝珠(福岡県指定有形民俗文化財)は戸畑祇園祭の古さを示す。

禁忌についての言い伝え
 各山により違いがあり、統一されていない。

その他
 囃子方で山に乗るまでには20年以上の修練が必要とされており、5〜6歳から練習に入る。町角には提灯山笠に似せたオブジェが歩道と車道の境目に取り付けてあり、山笠が区に根付いていることをうかがわせる。








このホームページの情報は、2002年11月から2004年3月までの間に取材を行ったものです。
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