はねそ
【はねそ】

楽器・道具等の特徴
 踊り場の両端に縁台を置き、この縁台が唄い手や囃子方の場となって双方が交替で唄い、この間で踊るというのが「はねそ」の基本的な形である。浜崎地区は、三味線3(女)、太鼓1(男)、唄3(男2、女1)、踊り手14(女)。山鹿地区は、録音したテープを使用し唄われる。踊り手12(男6、女6)。正津ヶ浜地区は、太鼓1(男)、唄4(男3、女1)、踊り手14(女)の構成で、踊りのテンポと振りが地区ごとに若干違う。

禁忌についての言い伝え
 「お盆の時期以外に、はねその唄を口にするな」といういい伝えがあったが、今では形骸化している。

その他
 唄は、かつて漁師や川船船頭の鍛えられた声で、屋外の盆唄にふさわしいものであったが、時代の流れから唄い手が減少の一途である。








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