事業の報告 (平成25年度)
第1回 和き・合い・愛
 

 6月15、16日に、視覚障がいのある子どもたちの体験活動支援事業「第1回 和き・合い・愛」を大島で行いました。
 2回シリーズの第1回目は、筑前大島でのテント泊による、自然体験活動を実施しました。今回、スペシャルゲストとして、パラリンロンドン大会ピックゴールボール競技の金メダリスト、浦田理恵選手に来ていただき、「金メダルを取るための5つの秘訣」を教えていただきました。その秘訣とは、「@目標や夢をもつこと」「A絶対にあきらめないこと」「B笑顔で元気にあいさつ、返事をすること」「Cありがとうを伝えること」「D仲間を大切にすること」です。これらの秘訣を聞いた子どもたちは、その後、元気よくあいさつをしたり、大きな声で返事をしたりするようになり、キャンプの雰囲気が一段と明るくなりました。次に行った「ワクワク釣り体験」と「魚(ぎょっ)とクッキング」の活動では、自分たちが釣った魚を触ったり、さばいたり、調理して食べたりする体験をしました。魚に触った子どもたちは、その魚の大きさや形、そして、うろこの手触りに驚き、「わーすごい!」との歓声をあげ、うみんぐ大島の海上釣堀に歓声が響いていました。他にも、テントを自分たちで設営して泊まるテント宿泊体験、海水浴ではヤドカリや小魚に触れる体験することができ、笑顔あふれる楽しいキャンプになりました。
 今回のキャンプを通して子どもたちは、日頃体験できないような自然体験生活に挑戦し、自分でやりとげることができたことで自信がつき、家庭にもどっても自分でやってみたいと話す子どもが多く見られました。
 第2回は、1月25〜26日に国立夜須高原青少年自然の家に宿泊し、さまざまな体験活動を実施します。乗馬体験や音楽活動サークルの人々と交流活動をする予定です。次回の「和き・合い・愛」も、ぜひ参加してください!
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