事業の報告 (平成26年度)
第2回タイミング
 
 
 12月6日から7日までの二日間、「玄海の家」において「第2回タイミング」を行いました。

 タイミングはさまざまな体験活動を通し、環境について考えるとともにボランティアの精神を養う事業です。
 チャレンジクッキングでは、班ごとに食材選びから調理までの夕食作りを行いました。各班、限られた金額でどんな料理を作るか、何を買うかを話し合い、「道の駅むなかた」にて食材を探しました。玄海の家にもどってからは、それぞれの班で調理に取り組み、カレーや焼きそば、刺身にハンバーグなど、工夫した夕食を作りました。自分たちで決めた食事を作ることで、話し合って決めることや協力して作業することの大切さを学んだり、予算内で購入物を考える金銭感覚を体験的に養ったりすることができました。
 乗馬体験では、乗馬クラブ・スマイルフィールドを訪れ、3頭の馬に交代で乗りました。初めての乗馬に戸惑う子もいましたが、終わってみると笑顔で楽しかったと言う姿が見られました。
いも掘りでは、夢中でいもを掘り、大小さまざまなさつまいもを収穫することができました。8つのバケツがいっぱいになるほど豊作でした。


 二日目には海岸の清掃を行い、ゴミがたくさん流れついていることを知るとともに清掃後のきれいになった海をみて、海と自分自身がすっきりとする感覚を覚えたようです。
 その後の昼食は、みんなで掘ったいもを使って、いもごはんとさつま汁づくりをしました。
 看板作りでは、松林の保全を促すために各班が思い思いの絵や言葉を考え、2日間を通して看板を作製しました。これは次回のタイミングで松林に設置する予定です。



 これまでの活動を通して、子どもたちの中からも家で料理を作りたいと言った声も挙がっており、人のために行動しようというボランティアの精神が行動に表れてきていると感じました。