ひこさんわくわくキャンプ     
平成21年8月22日(土)〜23日(日)
参加者

32名

事業内容
 
 今年度の「ひこさんわくわくキャンプ」は、プロジェクトアドベンチャーという手法を使って、聴覚に障害のある子どもたちの人間関係力(人とつながり合う力)の向上を高め、自他に対する信頼感や自尊感情の向上を図ることや保護者のネットワークづくりを目的に行いました。
 福岡県教育庁教育企画部 企画調整課 教育力向上対策室 指導主事 牛島 昌哉 氏と京築教育事務所社会教育室 主任社会教育主事 宮城 強 氏の2名を講師としてお招きし、プロジェクトアドベンチャーの指導を行っていただきました。


 1日目 >>     

○仲良くなろう〜出会いのゲーム〜

参加者の気持ちを和らげ、活動に対する心構えの確認をするため様々な活動を行いました。参加者は、すぐにうち解けることができ、楽しく活動することができました。

7−11(セブンイレブン) ラインアップ
 相手の出す数字を考えながら
 ジャンケンをしました。
 お互いの年齢を確認しながら
 年齢の低い順に並びました。
マンモスタグ ○と×
 マンモスの牙に突かれないように
 逃げ回りました。
 ○と×の図を使って、活動に対する
 心構えの確認をしました。

○カレーライスづくり

  まず、「かまど係」「カレー係」「ごはん係」に分かれるために話し合いをおこない、その後作業に取りかかりました。2人で協力して薪を割ったり、タマネギが目にしみながらも野菜を切ったり、熱いのを我慢して鍋を混ぜ、カレーを作ったりした経験は、子どもたちの関係をより深いものにしました。また、自分たちで準備し片付けを行うといった経験も、お互いに協力して作業をすることの良さを味わうにはよいものとなりました。

 上級生がリーダーとなり
 役割分担をしました。
 タマネギが目にしみましたが、
 がんばって切りました。
 あついのを我慢して鍋を混ぜたり
 かまどに薪を入れたりしました。
 片付けもみんなで力を合わせました。

○テント泊

  子どもやスタッフで協力してテントを設営し、シュラフをテント内に広げ就寝の準備をしました。テントに宿泊するといった経験があまりないため、子どもたちはとても楽しみにしていたようでなかなか寝付けませんでした。次の日、みんなでテントをきれいに片付けました。

 スタッフのみなさんに手伝って
 もらいながら、就寝の準備。
 テントはとても大きかったです。
 片付けは大変でした。



 
2日目

○みんなでチャレンジ

 プロジェクトアドベンチャーという手法を使って一人ひとりの関係がより深まるようにしました。
はじめに、たくさんの風船が床に落ちないようみんなで協力して打ち上げるといった活動をしました。次に、「ZOOM! RE ZOOM!」というたくさんある絵をお互いに見せ合いながらズームの場面からアップの場面になるように並べる活動をしました。この活動は、お互いの考えを交流させることが大切なため、必然的に会話が生まれ、子どもたちは話し合いながら順番に絵を並べていきました。
 次は、「パイプライン」というパイプをつないでボールを落とさないように指定された場所へ運ぶといった活動を行いました。何度やってもボールが途中で落ちてしまいましたが、誰一人としてあきらめることなくチャレンジしました。成功したときにはみんな全身で喜びを表し、達成感を味わうことができました。最後に「フープリレー」をしました。

ZOOM! RE ZOOM!
 風船が落ちないように
 一生懸命打ちました。
 どの順番に並ぶのか考えを
 出し合いました。
パイプライン フープリレー
 ボールが落ちないように
 協力しました
 とにかく速くフープをくぐる
 工夫をしました。


○お別れパーティー(そうめん流し)

 二日間、一緒に過ごした仲間とそうめん流しをして、交流を深めました。林の中でのそうめん流しはとても気持ちが良く、食が進みました。
 最後に「ビート」というみんなでリズム良く手を合わせる活動を行いました。間違わずにリズム良く活動が行えたため、一体感が生まれました。


 そうめんだけでなくブドウや
 ミニトマトも流れてきました。
 みんなでリズムよく手を合わ
 せることができました。

参加者の声
マンモスタグでタッチできてうれしかった。
仲良く一緒にそうめん流しができた。
テントに泊まったり片付けをしたりして、みんなと協力できた。
お手伝いがたくさんできた。
友だちのいいところをたくさん見つけることができた。
仲良く一緒にみんなと遊べた。
友だちと一緒にカレー作りができて良かった。
タマネギを切るとき目にしみたけどがんばって切った。
皆さんからいろいろなお話が聞けました。これからも続けていただきたいと思います。(保護者)
全体をとおして
  今回は、聴覚の障害のある子どもたちの人間関係力(人とつながり合う力)の向上と保護者のネットワークづくりを主なねらいとして行いました。子どもたちは、話し合ったり課題を共に解決したりといった活動をとおして一緒に活動することの楽しさ・心地よさを味わい、お互いの関係をより深く結びつけるような活動となりました。保護者の参加が少なく、保護者同士のネットワークを作るまでには至りませんでしたが、参加した保護者、子どもたちには大変満足していただける充実した2日間となりました。
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