(平成23年度)
  4.英彦山キャンプ塾
○ 期 日
 平成23年7月1日(金)〜8月31日(水)

○ 参加者
  延べ1883名

○ 事業内容
 本事業は、英彦山青年の家キャンプ場を拠点として、英彦山の豊かな自然を体感し、野外活動の技術の向上や活動をとおして仲間意識を高めることを目的として実施しました。
 保育園、小学校、中学校、子ども会、ファミリー、ボーイスカウト、山岳会、専門学校、NPO法人、大学など18団体に参加していただきました。
 1泊2日〜4泊5日の活動内容としては野外調理、登山、ハイキング、星空観察、ナイトハイク、キャンプファイヤー、レクリエーション、クラフト等を行いました。キャンプ体験や野外活動に慣れていない団体でも安心して活動が行えるように、キャンプ場に管理者が常駐し、安全面の管理や活動への指導や助言を行いました。
○ 参加者の声
【評価】
・各プログラムをとおして、キャンパーの成長が見られ、英彦山の自然を満喫することができました。
・活動の中でやりやすい環境をつくっていただき感謝しています。
・日常生活で体験できないことを体験させていただき、とても楽しかったです。
・自然体験をとおして心身を強くし、達成感を味わい、友と喜び、指導者の資質向上を目的とした活動ができました。
・みんなで協力し合いリタイアする者を出すこともなく、無事、目的を達成することができました。
・星空観察や野生の鹿との出会いなど貴重な体験ができ、その中で子ども達の仲がとても深まりました。
・キャンプ場の管理者に野外調理やクラフト体験、薪組などの指導をしていただき、子どもだけでなく大人も学ぶことがたくさんありました。

【課題】
・雨の日のキャンプ場のアクセスを考えて欲しい。
・子ども達との事前の打ち合わせが足りないと感じた。
・プログラムを詰め込みすぎ、時間的に余裕がなかった。
・携帯がつながらず、緊急のときに対応するのが難しい。
・大自然を相手に活動をするので、事前の下見を確実にしておくべきだった。
・公共の場でのマナー、集団生活のあり方について、子ども達と改めて話し合う必要があると感じた。
○ 全体をとおして
 全ての団体で大きな怪我や事故もなく、充実した活動を行うことができました。また、指導に関しても高い評価を頂くことができました。
 一方で、雨天の場合の活動が制限されるため十分に目的を達成できない団体やほとんど野外活動ができない団体もありました。また、活動を過密にしすぎて効果が発揮できなかった団体も見られました。
 今後、全ての団体に満足していただけるように、雨天時のプログラムの開発、充実したプログラムの提案を職員一同考えていきたいと思います。
○ 活動写真
↑ホットドック作りの様子            ↑バーベキューの様子
↑野外調理の様子              ↑キャンプファイヤーの様子