事業の報告 平成25年
  2.英彦山キャンプ塾
 
期 日  平成25年7月1日(月)~9月1日(日)

参加者 延べ1624名

事業内容
 本事業は、夏休みの期間を利用して、英彦山の大自然に触れていただくとともに、野外活動の技術向上及び、仲間と協力することを目的として実施しました。
 利用者は、中学校、高校、家族や子ども会、民間団体まで幅広い年齢層・団体にご利用いただきました。昼の活動としては、登山やクラフト、薪割りから始める野外調理、夜は天体観測やナイトハイクなどを行いました。常駐スタッフが各団体にけが防止の指導や野外活動の支援などを行いました。
利用者の声
【評価】
・大自然の中での野外調理は楽しかったし、おいしかったです。
・登山出発前の説明で危険な場所が分かったので、安心して登ることができました。英彦山の山頂に登った時の達成感は最高でした。
・星空観察の説明がとても分かりやすかったです。あんなに星がきれいに見えたのは初めてでした。星座や夏の大三角形がよく分かりました。
・星空観察で、望遠鏡を使いました。月のクレーターや土星の輪が見えた時は感動しました。
・キャンプ初心者の家族でしたが、スタッフの方のご指導のおかげで楽しい思い出ができました。ぜひ、来年も利用させてください。
・計画していたプログラムにあわせて配慮していただきました。職員も親切・丁寧で細かな支援をしていただきました。
・雨でも楽しめる企画を用意してもらい、充実した時間を過ごすことができました。
・子ども達の安全管理を職員の方がご指導してくれたので、私たち指導者も安心して過ごすことができました。 

【課題】
・「来た時よりも美しく」を子どもに徹底させる指導力を代表が持たなければなりませんでした。
・事前の打ち合わせ時にもっと綿密なところまで打ち合わせる必要がありました。
・就寝時間・起床時間などの時間厳守について子ども達に指導しなければいけなかった。
・シャワーの設備の故障やバンガローの破損について早急な改善が必要である。
・トイレが汚いという声が多かったのでキャンプ終了後の清掃活動の指導を行う必要がある。 

全体をとおして
 利用者に大きなけがや事故もなく、多くの団体から充実したキャンプを過ごすことができたという評価をいただきました。またこの事業を通して、英彦山の自然に対して興味を持っていただいたとともに、仲間と協力することや助け合う事を学ぶいい機会になったようでした。
 天候不良により、野外活動やキャンプファイヤーなどのプログラムを変更してしまう事がありましたが、雨天でも楽しんでいただけるプログラムを提案する事ができ、利用者に喜んでいただきました。
次年度は、よりよいプログラムを企画・提案させていただきたいと思います。
 
活動写真
 
↑ 薪割の様子  ↑ピザ作りの様子
↑キャンプファイヤーの様子 ↑ナイトハイクの様子