事業報告
 平成28年度
「筑豊地区生涯スポーツ指導者等研修会(第2回)」

 
 期 日  平成28年10月12日(水)
 参加者   37名
 日程
 
時 程 内容
18:30
受 付
18:50
開会行事
19:00



研修〈説明・実技〉
 「やってみよう!アダプテッド・スポーツ」
〜子どもから高齢者まで、誰もが一緒に楽しめるスポーツ〜
           講師 九州共立大学スポーツ学部 助手 花田 道子 氏

20:30
20:40
閉会行事 

 活動の実際
【研修1】
 研修は、まずアイスブレーキングから始まりました。参加者の緊張もほぐれたところで、二人一組でタオルを使ってボールおくりをしました。次に、シッティングバレーの動きの確認を行いました。参加者は地面におしりを付けて、前後左右に動く練習を行いました。動きの確認が終わった後は、チームごとに円になって座ったままでパス回しの練習を行いました。そして、2つのパートに分かれ、ゲームを行いました。
  最後に、振り返りとして、もっと誰もが楽しめるスポーツにするためには、どのようなルールで行うといいか各チームで話し合い、発表しました。また、発達障害のある子について、どのように接すればいいのか、講師の先生から助言がありました。
 
アダプテッド・スポーツについて説明する講師  みんなでアイスブレーキングをする様子
 
タオルを使ってボールおくりをする参加者の様子  シッティングバレーの動きの確認をする参加者の様子
ゲームを楽しむ参加者の様子  振り返りの意見交流をする様子

参加者の声
アダプテッド・スポーツという言葉を初めて知りました。人に合わせてスポーツをすれば、だれもが楽しめるのだなと思いました。
シッティングバレーは初めてでした。アダプテッド・スポーツはいろいろな工夫で楽しく良い体験ができると思いました。
競技スポーツも重要だと思うが、広く市民の方がスポーツを楽しむためには、アダプテッドの考え方は大変重要だと思います。
障害者スポーツ指導者の資格を取りたいと思います。
 
 全体をとおして
 研修では、「シッティングバレーを始めてやったが、難しかった。」という感想がありました。しかし、そこから、「どういったルールにすれば、参加者みんなが楽しめるか。」ということを最後に考えました。この考え方こそが、アダプテッド・スポーツの本質です。今回の研修を機に、アダプテッド・スポーツに取り組んでみたいといった感想が多くあり、大変意義深い研修会になりました。また、ニュースポーツの普及に取り組んでいるスポーツ推進委員や特別支援学校の先生方、運動の得手不得手な子がいる学校現場の先生方にとっても情報を共有する場として有意義な研修会になりました。