事業報告
 平成28年度
「管内市町村社会教育・生涯学習関係職員等研修会(第2回)」

 
 期 日  平成28年11月16日(水)
 参加者   35名
 日程
 
時 程 内容
13:15
受 付
13:30
開会行事
13:40




研修1<実践事例発表>
「『みんなで育ついいづかっ子』講座の活動を通して」
        発表者 飯塚市筑穂公民館 地域活動指導員  大久保 真由 氏
              かいた子育てサポートジャム  代表  浅田 なおみ 氏

14:40  
14:50



 
研修2<講話・演習>
「子どもの豊かな育ちに向けて 〜これからの事業のあり方〜」
         講師 PLAYFUKUOKA  代表  古賀 彩子 氏

16:20
16:35
閉会行事 

 活動の実際
【研修1】
 研修1は、飯塚市の『みんなで育ついいづかっ子』講座の活動について、筑穂地区「田畑でプレパ」と頴田地区「よってって」の実践発表がありました。 どちらも行政から委託のあった事業がきっかけの単年度の取組でしたが、現在も市民と行政が連携・協働しながら活動が継続されていることに価値があることが確認できました。 活動内容の評価と共に、継続して実施するためのポイント等が伝わり、子育て・家庭教育支援を通した地域づくり、人材づくりの推進を図る際に大変参考になるものでした。
 
実践事例発表をする大久保氏 実践事例発表をする浅田氏 

参加者の声

身近に(家の近くや親類など)野菜作りをしている方や農家がいない人にはこのような体験はありがたいことだと思います。
小中学生が赤ちゃんと交流できる場の設定がすばらしかったです。
自分たちが学びながら楽しみつつ人と人、人と地域をつなげる活動、これが一番大事なことと思いました。
 
【研修2】
 研修1での実践事例を基に子育て支援を通した地域づくり、人材育成のこれからのあり方について、アイスブレイクや交流なども取り入れた講話・演習を行いました。 地域づくり、人材育成のあり方と研修1での実践事例を関係付けたキーワード「みんなで 育つ いいづかっ子」でまとめて説明し、子育て・家庭教育支援を通した地域づくり、 人材づくりにおいて、関係職員の理解を深め、意識の向上を図ることができました。
研修1の実践をもとに説明する古賀氏 地域の様子を交流する参加者の様子 

参加者の声
行政主体の事業づくりが多いため広がりつながりがないが、今日の講話を聞いて、地域のニーズにあった事業の大切さやその事業の進め方がよく分かった。
お話がとてもわかりやすく勉強になりました。「大事なことは何をどうやるかではなく、なぜやるのか」この視点には「はっ!」とさせられました。
豊かなまちづくりには子どもの育成が大切ですね。3つのキーワード「みんなで 育つ いいづかっ子」が上手くできればいいと思いました。
とてもわかりやすかったです。頭を使いながらの演習・講話だったので話がいつも以上に入ってきました。

 全体をとおして
 「今、一番欲しかった情報をいただきました。ありがとうございました。」という感想から、本研修内容と参加者のニーズが合っていたことがわかりました。 さらに、「もっと家から出て、人とかかわっていきたいです。自分にできることは何だろうと考えました。」「地域、行政、公民館が対等に『なぜやるのか』を考えながら、 今後の事業に生かしていきたいです。」という感想から、本研修を通して、子育て・家庭教育支援を通した地域づくりや住民同士のつながりづくりができるような手法や意識が向上し、 今後の事業の企画・立案の一助となりました。