九州歴史資料館|Kyushu Historical Museum

展示案内概要

平成29年度の展示計画一覧

 平成29年度の当館の展示計画一覧を、次のPDFファイルにまとめておりますので、ご覧ください。

pdf 九州歴史資料館 平成29年度 展示計画のご案内 PDF:242KB
pdf 九州歴史資料館 平成29年度 下半期スケジュール PDF:215KB

常設展(第1、3、4展示室)

第1展示室(1階 エントランスより左側)
ここでは、九州や福岡県域の歴史を語る上で意義深い資料を取り上げ、旧石器時代から近代まで、各時代を象徴する資料を時間の流れに沿って印象的に展示しています。
※(平成29年8月5日(土)~10月6日(金)までは、特別展開催と展示替えのため、常設展はおやすみです)

第3展示室 基準資料展示(2階 エントランスより階段を登って左側)
ここでは「基準資料」を展示しています。「基準資料」とは、発掘の際に年代などを特定する基準となる考古資料のことで、これまでの研究の積み重ねの結果、培われてきたものです。 ロッカー状の展示ケースを使って、時間の流れに沿って弥生土器、須恵器、古代の瓦を展示しており、土器の形や組み合わせの変化をお楽しみいただけます。
また、ここからは、吹き抜けになっている第1展示室を上からご覧いただけます。 異なる角度から展示物を見ることで、新たな発見があることでしょう。この風景は、他の館では見ることのできない、まさに「歴史(とき)の宝石箱」です。

第4展示室 遺構展示(1階 エントランスより右側奥)
ここでは、九州各地の遺跡で出土した遺構(発掘現場)をそのまま移設した「遺構展示」をおこなっています。 ガラス越し(上にお乗りください)に本物の遺跡を真上から覗き込むようにご覧いただけます。 各時代の珍しい遺構の様子がみられる、画期的な展示です。

【展示解説シート】
資料を詳しく解説した「九州歴史資料館展示解説シート」を展示室に備えていますので、ご自由にお取りください。
展示解説シートはここからもダウンロードできます。

第1展示室 第3展示室 ロッカー展示 第4展示室
▲第3展示室から見た第1展示室 ▲第3展示室-基準資料展示- ▲第4展示室-遺構展示-

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第1展示室-展示案内

企画展「大宰府を探るサイエンス」

 約50年にわたる大宰府史跡の調査では、発掘と同時に全国に先駆けて科学的手法による調査研究が進められてきました。 この展覧会では、X線CTスキャナ等、科学機器を駆使して大宰府の出土資料を科学の眼で検討し、実像に迫るものです。これまでとは違う、 「科学」という新しい視点によって、大宰府を考えていきます。
会期:平成29年10月7日(土)~12月3日(日)

漆紙文書赤外 サイエンス展示01 サイエンス展示02
▲宝亀十一年具注暦断簡(漆紙文書)の可視光写真(左)と赤外線写真(右) ▲1980年導入の赤外線テレビカメラ ▲「時代による木材の用材傾向」
サイエンス展示03 サイエンス展示04 サイエンス展示05
▲展示の様子

企画展「福岡県の城―戦国乱世の城から幕藩体制の城へ―」

 戦国時代の福岡県は、筑前の少弐氏、豊後の大友氏、肥前の龍造寺氏など周辺の戦国大名が覇権を争う一方で、秋月氏、宗像氏、草野氏など、 各地に有力な国人領主が割拠する戦乱の地でした。また近世に至る過程では、小早川隆景、黒田孝高などの有力大名が登場し、最終的に福岡・小倉・ 久留米・柳川に四藩が成立しました。
 それら戦乱の痕を示すかのように福岡県内に残されている1000か所前後もの中近世城館遺跡について、平成24年度からの調査成果と、 出土資料・文献史料・絵図資料の展示を通じて、福岡県の中近世城館遺跡の全貌を紹介します。
会期:平成29年10月7日(土)~12月3日(日)


岩屋城図(部分) 豊前小倉城絵図(部分) 伝・福島城出土鯱瓦
▲福岡県指定 豊前小倉城絵図 ▲筑前三笠郡岩谷城図 ▲伝・八女市福島城出土鯱瓦
福岡県の城01 福岡県の城02 福岡県の城03
▲展示の様子

1 旧石器・縄文時代―狩猟と採集―

ここでは、九州・福岡の旧石器・縄文文化を語る上で重要な資料で、 旧石器時代では、ナイフ形石器文化の石器を中心に展示しています。 特に狩猟具である、北部九州の大型の槍先形の石器は他では見ることができない、貴重な資料です。 縄文時代では、草創期の古い時代から晩期頃まで、土器の変化を時間に沿ってみることができます。 さらに低地より出土した木製品や貝塚出土の骨角牙器など、福岡地域ならではの縄文時代資料の展示です。

2 弥生時代―稲作とクニ―

ここでは、「弥生時代の始まり」「弥生の祀り」「首長墓」など、弥生文化を語る上で重要なテーマとなる資料を展示しています。 弥生遺跡の宝庫、福岡県内の代表的な遺跡・資料群を選定して展示しています。 北部九州の玄界灘沿岸地域で水田稲作に代表される弥生文化が成立したことを示す資料、甕棺墓葬に伴う祭祀の在り方を示す資料、地域社会内での階層化が進行し、首長墓が形成される過程を示す資料の展示です。

3 古墳時代―北部九州の古墳文化―

ここでは、「前方後円墳の出現」、「中期古墳の革新」、「装飾古墳の展開」など、北部九州の古墳文化を語る上で重要なテーマとなる資料で、 福岡県内の代表的な遺跡・資料群を選定して展示しています。 古墳時代開始の指標となる前期の前方後円墳から出土した副葬品、5世紀代の渡来人による新たな技術の導入の様相を物語る中期古墳出土の副葬品、北部九州で6世紀代に盛行する壁画系装飾古墳出土品の展示です。

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※4 古代~ 7 近代のコーナーは、12月3日(日)まで企画展の展示を行っています。

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第2展示室-企画展示-展示案内

新発見の文化財や話題性のある調査研究成果を紹介しています。 さらに、足元には10万分の1(1㎝=1㎞)の九州の衛星写真もあり、地形の様子などと関連づけて展示を見ることができます。 また、1/10の大宰府政庁の中門の模型も展示しています。

第2展示室 大宰府政庁中門復元模型
▲第2展示室(中央部床に九州の衛星写真) ▲大宰府政庁中門復元模型(スケール1/10)
企画展「発掘速報展2017 五ケ山~山のくらし、いのり、そして埋蔵銭~」

 筑紫郡那珂川町で、平成16 年度より五ケ山ダム関係の埋蔵文化財発掘調査が開始され、平成28 年度の報告書刊行でその成果がまとまりました。これに合わせ、今年の速報展では、その内容をご紹介します。五ケ山という山間部での発掘調査と民俗等調査で得られた成果の企画展示です。
 東小河内遺跡の巨石祭祀の跡や中世館跡、茶生産の故地であったことを偲ばせる出土茶器や茶臼、国境石の銘文拓本や出土石塔類、これらから当時の 「くらしといのり」についてご紹介します。
 中でも、3044 枚からなる網取遺跡出土の埋蔵銭は、中世の頃から五ケ山の地で受け継がれてきたと考えられています。また、五ケ山の風土や炭焼き等の 民俗調査による成果をパネルや映像でご紹介します。
会期:平成29年9月26日(火)~12月24日(日)

五ヶ山1 五ヶ山2 五ヶ山3
▲五ヶ山の風景 ▲東小河内遺跡 ▲国境石
五ヶ山4 五ヶ山5 五ヶ山6
▲埋蔵銭の展示 ▲埋蔵銭出土状況 ▲埋蔵銭と墨書土器

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第3展示室-基準資料展示-展示案内

常設展示2階回廊部分にあります。 調査研究によって明らかにされた、資料の型式や年代、地域性を理解するうえで基準となる資料を標本のように網羅的、体系的に展示しています。 通常見ることのできない、資料の集合体や変化の過程を理解することができます。
現在は、福岡県内の重要な弥生時代遺跡(石崎曲り田遺跡、板付遺跡、三雲遺跡など)を取り上げた弥生土器の編年、 西日本最大の須恵器窯跡である牛頸窯跡群出土の須恵器の編年、大宰府から出土した古瓦の編年が、それぞれ分かるように資料を展示しています。 また、引出しとなる資料群展示では、大宰府出土の貿易陶磁器、縄文時代から弥生時代の石器や鉄器など、順を追って分かるように展示しています。

pdf 解説シート28(平成25年2月) 基準資料展示室と文化情報広場
-九州歴史資料館2階の展示スペース-
PDF:415KB
基準資料展示 引き出し展示 見下ろした風景
▲基準資料展示…年代に沿って並べて展示していますので、変遷の様子が読み取れます ▲引き出しに収められた文化財を手元でご覧いただけます ▲見下ろせば、そこは「歴史の宝石箱(第1展示室)」

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第4展示室-遺構展示-展示案内

九州各地の遺跡で出土した遺構について、地下の遺跡を覗き込むように見ることができる展示です。 普段見ることができない、各時代の珍しい遺構があります。 現在は、旧石器時代の鹿児島県桐木耳取(きりきみみとり)遺跡の調理場の痕である礫(れき)群、 久留米市正福寺遺跡出土のドングリ入りのアミカゴ、 飯塚市の弥生時代の甕棺、 福岡市元岡・桑原遺跡群出土の網カゴ入り須恵器、 大宰府跡出土の地盤補強のための筏(いかだ)状遺構などを展示しています。
また平日は、無料でご利用いただける休憩・学習スペースとして開放しています。ただし、飲食スペースは館内の別の場所に設けておりますので、ここでの飲食はご遠慮ください。

pdf 解説シート23(平成24年11月) 地下の中をのぞいてみれば・・・
-九州歴史資料館第4展示室の遺構展示-
PDF:654KB
遺構展示全景 甕棺遺構 休憩室全景
▲第4展示室の遺構展示全景 ▲「甕棺」の展示風景…上のガラスに乗ってご覧ください ▲平日の第4展示室…散歩の休憩や読書などにご利用ください
企画展「発掘速報展2017 五ケ山~山のくらし、いのり、そして埋蔵銭~」パネル展示

企画展「発掘速報展2017 五ケ山~山のくらし、いのり、そして埋蔵銭~」にあわせ、五ケ山の民俗についてご紹介するパネル展示を開催しています。
会期:
平成29年9月26日(火)~12月24日(日)

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バックヤード

中庭からは、文化財整理室での発掘調査出土資料の整理作業や、最新の機器を備えた保存科学諸室の保存修復作業が見学できます。

pdf 解説シート25(平成24年11月) よみがえる文化財
-文化財整理・保存科学見学回廊-
PDF:463KB
バックヤード
▲バックヤード(文化財整理室)

《その他の展示について》

文化情報広場

第4展示室上部の文化情報広場では、各地の博物館の展示情報など、全国から寄せられた文化情報に関する多数のチラシをお持ち帰りいただけます。 また、福岡県が推進している世界遺産登録活動や、県内外の文化財について紹介するパネル展示も実施しています。

pdf 解説シート28(平成25年2月) 基準資料展示室と文化情報広場
-九州歴史資料館2階の展示スペース-
PDF:415KB
文化情報広場
▲文化情報広場(2階)
パネル展「日本列島の城」

日本列島には現在でも多くの城が残されており、天守閣をもついわゆる近世城郭が著名ですが、その他にも北海道の「チャシ」や沖縄県の「グスク」など、 多様な形の城が築かれてきました。こうした城は、日本の土木・建築の歩みと、その城が築かれた土地の歴史を伝える、貴重な文化遺産です。 今回の展示では、同時期に開催する企画展「福岡県の城―戦国乱世の城から幕藩体制の城へ―」にあわせて、西谷正名誉館長が撮影された日本列島各地の城を、写真パネルや分布図で紹介します。
会期:平成29年10月3日(火)~12月17日(日)

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▲パネル紹介
玄関横展示スペース 福岡県指定史跡 三沢遺跡紹介パネル展示

資料館玄関を入ってすぐ右側に、福岡県指定史跡である三沢遺跡のパネル展示を設置しました。 三沢遺跡は、当館に隣接する弥生時代中期(今から約2,000年前)の集落遺跡で、福岡県の史跡に指定されています。 ここでは、三沢遺跡で行われた調査の概要と遺跡の周辺地域の移り変わり、さらには現在の遺跡の様子をパネルで紹介しています。

pdf 解説シート24(平成24年11月) 福岡県指定史跡 三沢(みつさわ)遺跡
-自然豊かな森に眠る弥生の遺跡-
PDF:1,277KB
三沢遺跡のパネル展示
▲三沢遺跡のパネル展示(展示スペース②)

携帯サイトについて

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