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分類番号 F63046S
題名 べっかんこ鬼(日本創作民話人形アニメーション第1作)
対象 小学校
分類 人権・同和問題,特別活動,道徳
上映時間 16分
媒体 16ミリ
教材内容 むかしゲフキ峠にいっぴきの鬼が住んでいた。この鬼は特別おかしな顔をしていた。
『お前も神の子、鬼の子じゃ。鬼は鬼たしく、もう少ししまりのある顔にならなきゃ駄目だ』と山母さまに注意され、努力するが、うまれつきの顔はどうにもならず、山の仲間は「べっかんこ鬼」と呼ぶようになった。
里の娘ユキは、小さい時から目がみえず、猟師の父と二人暮らし。しかし、山は不猟つづき、父はやけ酒を飲んで「目の見えねえ娘っこなんて鬼の嫁にもなんねえ」と仲間と語っていた。
ユキは山の母のお墓の前で「もう里になんか帰りたくねえっ!」と泣きぐずれた。
ふとしたことからべっかんこ鬼はユキを山奥の小屋に連れ帰るのだった。ユキも初めは意地をはっていたが、どっかに共通した心のやさしさをもつ二人は、心の通じ合う時をむかえ、夫婦となった。
べっかんこ鬼は、ユキの目を見えるようにしたいと願いリュウガンという草の根のしるを目にぬればなおることを山母から聞き出す。しかしその時は、べっかんこ鬼の命を無くすことになるという。
「かまわねえ!」リュウガンはついに探しだされた。
その時、ユキの父は鬼を見つけ、銃をかまえて引き金をひいた。
ユキの目はあいた。そこに見たものは、口から血をふいているべっかんこ鬼の顔、銃をもった父親だった。
「お前はお父でねえ、オニだ!」
ユキは叫んだ…。
原作:さねとう あきら
鬼はひとに怖がられ、きらわれる。その鬼と共にくらすことで通じあった心、人にも鬼にも心がある。人とは何か、鬼とは何か。やさしさと思いやり、そして、愛することは命をかけても尽くすものであることを詩情豊かにつづった日本創作民話シリーズ第一作。(人形アニメーション作品)
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