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検索一覧へ戻る分類番号 | F02029H |
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題名 | 森は生きている 十二月の物語(原作:岩波書店「森は生きている)」 |
対象 | 幼児,小学校,中学校 |
分類 | 国語,教養・情操,特別活動 |
上映時間 | 56分 |
媒体 | 16ミリ |
教材内容 |
きょうは十二月さいごの日。新しい年がもうそこまできている夕方のことだった。いじわるなおばさんに言われ、みなしごが雪のふりしきる森の中でマツユキソウを探しており、道に迷い、はげしい寒さで凍えてしまいそうだった。 気持ちのやさしいみなしごが困っている話を聞いて、四月の精は、一時間だけ森に春をよびよせ、マツユキソウときれいなゆびわを送ってくれた。 マツユキソウを手に入れたおばさんとむすめは、さっそく御殿にもっていった。 わがままな女王様は「自分でマツユキソウをつみたい」と言い出したが、みなしごは、十二の月の精との約束を守って答えなかった。 怒った女王様は、みなしごの大切にしているゆびわを氷の穴へ投げ込んだ。 「ころがれころがれゆびわよ」 とみなしごが言うと、春の雪どけ、真夏の雷雨、秋のあらし、真冬の吹雪が一度にやってきた。ふたたびやってきた冷たい冬に女王様はすっかり凍えた。 欲張りはおばさんと姉娘は一年間、犬にされた。わがままな女王様は、あたたかい人の心を知り、心のやさしい女王様に生まれ変わりました。 まずしさにくじけず、自然を愛し動物をかわいがる心がけのよいみなし子を助ける12月までの月の精と老兵の物語。 (アニメーション作品) |