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検索一覧へ戻る分類番号 | F08033H |
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表紙画像 |
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題名 | 十六地蔵物語(原作:原田一美) |
対象 | 小学校,中学校 |
分類 | 地域社会生活,道徳,社会,特別活動,家庭生活,家庭教育,人権・同和問題 |
上映時間 | 26分 |
媒体 | 16ミリ |
教材内容 |
終戦の一年前の1944年9月、国の制作として、大阪市の南恩加島国民学校の3,4年生が徳島県貞光町に集団疎開をした。 当時、日本は朝鮮人、中国人をたくさんつれてきて働かせていた。朝鮮人労働者の子どもだる3年生の栄太と6年生の姉・順子は集団疎開に行くことになった。 早朝から武道の訓練、勉強、食糧の買い出し、農作業の手伝い、薪拾いなど、子どもたちにとって過酷な生活だった。それにもまして苦しめられたのは空腹、さびしさ、ノミ、シラミだった。 寮母の清子は精神的な不安定や怖い噂のため、子どもたちが一人で便所へ行き亡くなっていたことに心を痛めた。先生たちは禁を破って便所に電灯をつけた。 その配線が原因なのか1月末の寒い夜、火災が発生。ぐっすり寝込んだ子どもたちは逃げ遅れ、16人が焼死するという大惨事となった。 この火災で弟を亡くした順子は、卒業式を明日に控えた3月13日夜、大阪の大空襲にみまわれ、翌日の卒業式にはだれ一人として現れなかった。 敗戦の年の8月、徳島県の子どもたち全員と教職員とがお金をだしあって、真光寺にお地蔵さんを建立した。「十六地蔵尊」と呼ばれ、その後、命日には関係者が集まり法要が営まれている。 (原作:原田一美) 【平和教育】戦争が人々に残した傷はあまりにも深く、青少年に残すべき貴重な負の遺産もたくさんあります。学童疎開、戦争の恐ろしさ、死と隣り合わせの生活。(アニメーション作品) |