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【由来等】 【本民俗芸能は現在は休止中である】加布里地区では1735(享保20)年から1748(寛延元)年までの間に大火災が3回、加えて疫病も流行したことから、これらを神仏に祈願して退散を図るため、1750(寛延3)年に笠鉾1本を台に立て里内を回り、産土神の天満宮に奉納したことが加布里山笠の始まりとされている。
【活動の歴史】 1750(寛延3)年以降、毎年行われ続けていたが、多大の人手と経費を要するようになってきたことから、隔年が3年に1度、5年に1度のような開催になり、ついに昭和11年に一時中断という形になった。以後、昭和22年に1度、昭和43年に1度山笠の奉納が復活したが、後が続かなかった。しかし、昭和59年に地区氏子手作りの本格的復古調の大山笠が奉納されて以降、昭和60年には寺山囃子連の協力を得、現在まで継続して行われている。
【芸能を行う理由・目的】 厄除祈願、疫病退散
【舞・踊りの特徴】 山笠の後方を10名の唄い手と三味線、太鼓、尺八の音に合わせて山笠音頭が踊られる。漁協広場到着後、山笠音頭は女性と子供たちが2重の輪になり、左回りに歩を進めながら花で飾った手を上下にゆったりと動かし、女性は手にしゃもじをもってそれを叩きながら踊る。盆踊りのような風情がある。
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| | | | | 民俗芸能では私たちが普段見ることのない道具や興味深い言い伝えなどがたくさんあります。 |
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